Mariko
Middleton
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Teosame | ておさめ
🔗 Original article in Japanese | ておさめ
📌 Framing information:
︎●基本の流れ
座り、奔放のすがたを何度か行い、うつわのすがたになる。うつわに雷を落とし、受け取れたら、ひこのしぐさをする。頭の中にしるしさまを浮かび上がらせ、手の中にびりびりしたものを感じてきたら、自分や他人の身体に手を添える。
手を当てているあいだに、なにかを感じたら、それに応じたしぐさを行なってゆく。
たとえば変若水。むすび。ほどき。
これらは頭の中で行っても良いし、実際に手を動かして行なってもいい。
最後は火山に捧げて、終了。
︎●うつわみがきのための 九つておさめ
自分自身に対して、就寝前に布団の中で行う。
消灯し、横になり布団もかぶった状態で、目を閉じて深い呼吸を三度繰り返す。三度目の呼吸を終えたら、しるしさまを頭の中にイメージする。呼吸のたびにしるしさまの内部が赤く明滅するイメージを保ちながら、以下九つの部位に両手をあててゆく。
頭頂、顔、こめかみ、後頭部、喉、胸、みぞおち、下腹部、性器。
上から順番に手を当ててゆく。
手を当ててゆく中で、特別流れが悪い感じがしたりする時がある。なにか要らないものが溜まっているような、挟まっているような、もつぼれているような、ほつれているような…なにかそういう独特の感覚なのだが、そういう部分に行き当たったら、呼吸にあわせて、火と水を両手から受けて与えつつ、吐く息とともに、しるしさまの内部の赤い光を強めてゆき、その熱で溶かしてもしくは燃やし尽くしてゆく。
ここで、『ほつれ(違和感を仮にこう呼ぶ)』の原因を考えたり診断したりしないこと。とにかくシンプルに、エネルギーのバランスをとってゆく。
途中で寝てしまっても全く問題ない。
リラックスしたい夜や、なかなか寝付けない夜などに行うと効果的。
また、特別心や身体のバランスが崩れている時はこれを九日間毎晩おこなう。
●いやしのための 九つておさめ
基本の流れを行なったら、うつわみがきのための手順と同じように、上から下へと、相手の身体に手をあててゆく。
終わったら火山に捧げるしぐさでしめる。
終わった後に相手がうたた寝をしている場合は無理に起こさず、時間が許すなら30分ほど寝てもらってもいい。無理な場合は、肩に優しく触れて、小さな声でしずかに起こす。
終わった後は水を飲んでもらうこと。